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   診療のご案内・流れ
 
診療の流れ

(1) お問い合わせ

まずは、お電話にて患者さまのご様子をお聞かせください。
Tel. 082-831-6306
平日:月曜日~金曜日 9:00~17:00(土・日・祝はお休みです)

(2) ご説明

初診に先立って、当院のシステムの説明や、患者様の様態やご家族のご要望をお伺いし、その後の訪問計画を組み立てます。病状把握のためかかりつけ医の紹介状をお願いしています。

(3) 定期訪問

計画に従い、定期の訪問診療を行います。ご自宅でも適切な診療が受けられるよう、検査機器を携帯し、常に良質の医療をご提供します。

(4) 薬剤の宅配

ご希望に応じて、薬剤の宅配と訪問薬剤指導を行います。

 
対象となる方

・身体・健康上の理由で通院が困難な方
・介護者の要因・負担により通院が困難な方
・病院退院後ご自宅で療養生活を送りたい方
・最期の時を住み慣れた家でご家族と一緒に過ごされたい方
・家で寝たきりでかかりつけ医がおられない方
・神経難病や肢体麻痺、慢性呼吸不全などの障害を持たれている方
・経管栄養、中心静脈栄養、人工呼吸器などの特殊な治療・管理が必要な方

 
費用のめやす

費用例

○ 訪問診療 ― 各医療保険の当該の割合の場合の自己負担金

【例1】後期高齢者医療受給者証の負担割合1割の方
2週間に1度の訪問診療を実施 ⇒ 1ヶ月の医療費(自己負担額)6~7,000円程度
1週間に1度の訪問診療を実施 ⇒ 1ヶ月の医療費(自己負担額)8~9,000円程度

※医療受給者証をお持ちの方の自己負担限度額は一般の方で1か月14,000円です。

【例2】健康保険の負担割合が3割の方
2週間に1度の訪問診療を実施 ⇒ 1ヶ月の医療費(自己負担額)18,000円程度
1週間に1度の訪問診療を実施 ⇒ 1ヶ月の医療費(自己負担額)24,000円程度

※上記保険の費用例は目安です。検査や処置あるいは特別な管理料を要する場合など、上記の費用例と異なる場合がありますのでご了承ください。
※介護保険の認定がある方は「居宅療養管理指導サービス」の費用として1か月584円(2割負担の方は1168円)が必要です。 

薬剤
ご利用の薬局へのお支払いとなります。(当院へのお支払いとは異なります)
処方される薬剤により費用が異なりますが、診療と同様に各医療保険の当該の割合の自己負担額が発生します。
なお薬剤の宅配を希望される方は別に1か月503円程度(介護保険)の費用が必要となります。

 
診療エリア

基本は当院より5km圏内
(沼田を除く安佐南区、口田・落合・真亀・亀崎・深川・可部南・可部などの安佐北区)
それ以外の場所でも一度ご相談ください。


最初に教えていただきたいこと

患者さまとご家族のプロフィール
患者さまの氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、家族構成、保険の種類、介護認定の有無
介護者のお名前、患者さまとのご関係、同居の有無、連絡先、家族構成
 

患者さまの病状、病気の経過、当院へ連絡した経緯
病名、病状、簡単な病歴・治療内容など(詳しくは紹介状をいただいた時にお聞きします)
どなたが、どうして当院へ連絡されたのかもお聞かせください。
 

患者さまの現在の状況について
現在の食事量、食事内容、食事介助の有無
現在動ける範囲(歩行は可能か、起き上がれるか、ベッド上で動けるか、更衣は可能かなど)
現在の排泄状況(トイレに行けるか、ポータブルトイレか、尿器やおむつか、全介助かなど)
現在の清潔状況(風呂に入れるのか、シャワーだけか、介助が必要か、清拭のみかなど)
この1か月の変化の有無(動けなくなった、食べられなくなった、眠ってばかりいるなど)
 

今後の療養生活の場の希望
これからの療養生活をどこでどのように送りたい、送らせたいと思われているのかをお聞かせください。

 たとえば
・最期まで在宅で過ごしたい(その場合、家族のサポートや介護者がありますか?)
・なるべく最期まで家で看たいが病状が変化したときには入院させたい(その場合はどのような病院ですか?)
・介護施設が空いたら最終的には施設に入りたいと思っている
・病院を退院しなくてはいけなかったので転院先が決まるまでの間在宅療養を希望 など
 
病院療養にも自宅療養にも一長一短があります。患者さまの想いやご家族の想いだけでなく、介護体制や経済的なことも含めてみなさまでよく話し合ってお決めください。  
 

今後望む医療やケア
今後どのような医療を受けたい、受けさせたいとご希望されているのかをお聞かせください。

 たとえば
・積極的に救命するための検査・治療を行い、必要なら入院も希望する
・助けることは難しいのでできるだけ本人がしんどくないように楽に最期を過ごせるよう在宅でできる範囲のことをしてもらいたい
・食べられなくなったり動けなくなったら入院して点滴などを毎日してもらいたい
・食べられなくなっても無理に点滴など行わず自然な経過で家で看守りたい
・最期は心臓マッサージなどを行って1分でも長く延命治療を行ってほしい など
 
それぞれ患者さま、ご家族ともいろんな想いがあると思いますが、患者さまの意思を大事にして、状況をみながら考えていくこともできます。
 
 
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