患者さまとご家族のプロフィール
患者さまの氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、家族構成、保険の種類、介護認定の有無
介護者のお名前、患者さまとのご関係、同居の有無、連絡先、家族構成
患者さまの病状、病気の経過、当院へ連絡した経緯
病名、病状、簡単な病歴・治療内容など(詳しくは紹介状をいただいた時にお聞きします)
どなたが、どうして当院へ連絡されたのかもお聞かせください。
患者さまの現在の状況について
現在の食事量、食事内容、食事介助の有無
現在動ける範囲(歩行は可能か、起き上がれるか、ベッド上で動けるか、更衣は可能かなど)
現在の排泄状況(トイレに行けるか、ポータブルトイレか、尿器やおむつか、全介助かなど)
現在の清潔状況(風呂に入れるのか、シャワーだけか、介助が必要か、清拭のみかなど)
この1か月の変化の有無(動けなくなった、食べられなくなった、眠ってばかりいるなど)
今後の療養生活の場の希望
これからの療養生活をどこでどのように送りたい、送らせたいと思われているのかをお聞かせください。
たとえば
・最期まで在宅で過ごしたい(その場合、家族のサポートや介護者がありますか?)
・なるべく最期まで家で看たいが病状が変化したときには入院させたい(その場合はどのような病院ですか?)
・介護施設が空いたら最終的には施設に入りたいと思っている
・病院を退院しなくてはいけなかったので転院先が決まるまでの間在宅療養を希望 など
病院療養にも自宅療養にも一長一短があります。患者さまの想いやご家族の想いだけでなく、介護体制や経済的なことも含めてみなさまでよく話し合ってお決めください。
今後望む医療やケア
今後どのような医療を受けたい、受けさせたいとご希望されているのかをお聞かせください。
たとえば
・積極的に救命するための検査・治療を行い、必要なら入院も希望する
・助けることは難しいのでできるだけ本人がしんどくないように楽に最期を過ごせるよう在宅でできる範囲のことをしてもらいたい
・食べられなくなったり動けなくなったら入院して点滴などを毎日してもらいたい
・食べられなくなっても無理に点滴など行わず自然な経過で家で看守りたい
・最期は心臓マッサージなどを行って1分でも長く延命治療を行ってほしい など
それぞれ患者さま、ご家族ともいろんな想いがあると思いますが、患者さまの意思を大事にして、状況をみながら考えていくこともできます。
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